かげぽち日記

かげぽち日記-わたしの十勝帯広生活

上京8年のOLが、北海道にUターン移住した話

はじめて掻把手術をしました

初期流産になり、一泊入院で掻把手術(そうはしゅじゅつ)をしたので、書き留めておきます。

 

掻把手術までの経緯

結婚式のあとに妊娠したが、初期流産しました。

妊娠9週になっても、おなかの赤ちゃんの心拍が確認できず

大きな病院を紹介され、受診。

繋留流産(けいりゅうりゅうざん)と診断され、

子宮内容物を除去するための掻把手術(そうはしゅじゅつ)をしました。

 

 

入院準備について

流産と診断された回から、保険適用に

健康保険上、妊娠は病気ではありませんが、稽留流産は病気扱いなんですね。
なので、流産と診断された回からは保険適用でした。

 

ちなみに、手術が決まったときの外来は、こんな感じの流れでした。
 
外来で内診→稽留流産と診断→医師から手術内容とリスク・術後のこと説明→手術日決める→入院のための検査(採血・レントゲンなど)→看護師?から入院のための説明→この日分の会計(この回から保険適用)
 
ーーーここまで一日で済ませるーーー
 
めっちゃ長い一日でした^^; 
9時に受付して、お昼ご飯にありつけたのが15時くらいでした。
 
 

連帯保証人をつけるということで、義理親に流産を報告

入院前に用意する書類の一つに、
もし入院手術費が支払えなかった場合の連帯保証人を書く紙がありました。
 
普通なら夫にするところですが、「住所が別の人でなくてはならない」とのこと。
 
義両親が隣の県に住んでいるため、保証人にすることにしました。
 
妊娠したことは伝えていたが、流産のことは伝えていなかったので
このタイミングで連絡することに。
夫から電話で伝えてもらいました。
 

掻爬手術で立会人をつけるかどうか迷う

入院のための書類に、手術の立会人欄があったのですが、

付添と立ち会いの違いがよくわからなく、立ち会いって普通するもの?と、看護師さんに質問しました。

 

「掻爬手術は、母体の命にかかわるような難しい手術ではないので

立会人はつけない人が多いかな…」とのこと。

立会人は特につけませんでした。

 

結果、夫には、手術の立ち会いはしないけど

付き添いとして、私のベットまで来てもらいました。

 

 

掻把手術について

ルミナリア(子宮口ひろげるやつ)は、生理痛程度

裂かれるような痛みではなく

生理痛で痛いのと同じ個所が痛む感じ。

「ぅ〃ー」って

笑って話せなくなるくらいの痛みでした。

診察台でルミナリア入れられて、診察台降りてから

痛さは始まって、ずーっと同じくらいの強さで続きました。

生理痛みたいに、痛さの波はありませんでした。

 

へぇ!陣痛って生理痛と同じところから

痛みが始まるのか!

って、ちょっと感心してました。

 

1日目の手術の時間は、当日にならないとわからない(急に出産になったりするので、医者が空いている時間にやる)

と言われていましたが、

ルミナリア入れて1時間くらいで手術に呼ばれ多と思います。

思ってたより早くてよかった。

夫が付き添ってくれてるうちに、手術&麻酔から覚めることができました。

 

麻酔は別に不快じゃなかった

「静脈麻酔でやります」って説明されて、??だったんですが、

やってみたら、点滴から麻酔いれるやつでした。

点滴は朝に針を刺したので、特に刺しなおす必要なし。

 

麻酔切れるとき、気持ち悪くなる人がいるって説明を受けてたけど

私は全くありませんでした。

 

手術台に上がって、なんか話しかけられながら眠りました。

手術が終わって、手術台からストレッチャー移動する前に

一度、起きました。

寝起きみたいに、ふわふわしてて

「ん~もっと寝てたーい」って思った記憶があります。

 

いつのまにかベットにいて、

麻酔から覚めたら、夜用ナプキンがもうパンツについてる状態になってて、びっくりしました。(恥ずかしい。でも看護ってすごいと思った)

 

手術後、生理痛みたいなお腹の痛み

手術直後から、お腹痛いのが戻ってきました。

看護師さんに湯たんぽ欲しいって言ったけど、ないので

かわりに温タオルをどさっとくれました。

 

あっためたら、生理痛と同じように痛みが緩和しました。

(弱くなったけど痛みはある)

2回くらい「薬いる?」って聞かれて、大丈夫って答えたけど

やせ我慢せずに、薬もらって楽になっておけばよかったなー。

 

点滴ぬいて、お昼ごはん(カレー)

麻酔から起きたら、もう点滴外してOK!右手自由!

絶飲絶食 解禁!わーい!

「お昼の時間すぎちゃったけど、これ取っといたから、温めてきますね」と看護師さん。

優しすぎ…

お昼ごはん、食べれないと思ってたから

嬉しかったです。

 

点滴はずれてからは、

ホテル生活な気分でした。

いつ寝てもOK、日当たり良好

携帯充電できる、本棚あり

お茶とお水がフリードリンク。

 

付き添いって心強い

今回の入院手術は、夫に付き添いしてもらいました。

夫もフルタイム勤務だったけど、仕事調整して

1日目→午後出勤(朝にいっしょに病院チェックイン、ベットでちょっと一緒に過ごしてから出社)

2日目→休み(退院のお迎え&会計&午後のんびり過ごす)

に。

 

 

結果、一人になった時間は、

1日目の午後~夜から、2日目の朝まで。

 

短い時間だし、普段だったら平気だけど、

いろんなことが起こりすぎて、夫に会えるのが待ち遠しかったですー。

話し相手ひつよう。

 

 

仕事の調整について

紹介先の病院では、手術は平日のみでした。

週5フルタイム勤務だったので、月・火とお休みをとりました。

水曜日にふつうに出社して、定時まで働きました。

体調は平気だったんですが、木曜日の朝、涙が止まらなくなり

会社に電話して、木・金とお休みしました。

最初からもっと休みをとればよかった

翌日から行ったけどしんどかった

どれくらい休めばいいのか 先生への聞き方

「仕事の影響はどれくらい?」

「翌日からふつうに働いてる人もいますよ~」

でも退院計画書には

2~3日は社会適応訓練しましょう、って書いてあった

診察の段階で知りたかった

最初から休んだほうがいいって知ってれば多めに休みたかった

言い方よくなかった

こういったほうが良かった

退院後の生活について

マタニティマークをいつ外すか迷った

アプリ「トツキトオカ」の赤ちゃんをいつ削除するか迷った

インスタのプレママアカウントが、繋留流産アカウントになった

つわりが終わってほっとした

妊娠後、描いていた未来が突然変わってしまった

産休育休とって里帰り出産して

地元の幼馴染のママ友仲間になれるのをたのしみにしてた

つわり損?とか思ったり

仕事が前ほどさばけなくなってしまった

つらいけど我慢してがんばっちゃったみたいで

うつ状態になりました。