かげぽち日記

かげぽち日記-わたしの十勝帯広生活

上京8年のOLが、北海道にUターン移住した話

「やりたくないことはやらない」がうつ病の回復につながった

うつ病から働けるまでに回復したので、発症した原因や、回復する上で大事だなと思ったことを書きます。

 

うつヌケ?しました

夫婦でうつ病になり、2018年3月から休職して1年が経ちました。

休職中に退職し、夫婦で私の地元に移住しました。2019年2月に、主治医から「だいぶ回復したから、もう傷病手当おわりね」と言われました。

私は3月に面接を受け、就職が決まりました。4月から働きはじめます。

 

自分の実感としても、完全復活ではないものの、けっこう元気になってきたと思います。新しい仕事が楽しみです。

 

「やりたくないことはやらない」が夫婦のモットーに

療養中、心の回復のために、夫婦で心がけたことがこれです。

 

「嫌なことはやらない」

「やりたいことだけやる」

 

例えば、

約束があっても、気乗りしなかったら断ってひきこもる

ストレス元の会社を辞める

お風呂に入りたくなるまで入らない

料理したくなった人が料理する

昼間だろうが好きなときに寝る

東京暮らしがストレスになってきたから、田舎に移住する

いつもは二人で寝てても、一人で寝たくなったら一人で寝る

 

普段の自分だと、「○○すべき」とかって考えちゃったり、自分のキャラとか、世間体とか気にして、できないんだけど

そこの先入観を取っ払って、自由に過ごしたおかげで、

元気になってきたように思います。

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畑でゆきあそびしたよ🍎そりすべりもしたよ😺

やりたくないことをやると、ストレスになる

「他にできる人がいないから」「立場的にやるべきだから」「なんとなくそういう流れだったから」「断ったらまずいことになりそうだから」「仕事だから」という理由で、我慢してイヤなことをやると、ストレスがかかるんですよね。

「自分なんでこんなことしなきゃいけないんだろう(-_-;)」ってモヤっとしたり、イライラしたり、愚痴りたくなったり。

 

もしそのストレスが

その時の自分の許容量以内なら、

セルフケアとして、心の疲れを癒やす対処ができます。

「あ、今自分疲れてるな。じゃあ今日はケーキ買って帰っちゃおう」みたいな。

 

みんなそれぞれ、何かしらのリフレッシュ手段を持ってるはずで、

飲みに行ったり、人と話したり、料理したり、寝たり、マッサージ行ったり、散歩したり、趣味に打ち込んだり。

 

平日5日働いて、夜や週末で回復する

というサイクルでセルフケアできてるうちは、

普通にやれてる状態でしょう。

 

疲れすぎると心がマヒして、嫌なことがわからなくなる

そんな生活を送る中で、たまたま嫌なことが重なったり続いたりして、

回復が追いつかないくらい疲労が蓄積するようになりました。

 

そうすると、

心がマヒして、わからなくなっちゃうんですね〜。

 

「自分は何が嫌なのか」がわからないから、とりあえず

引き続き頑張っちゃう。

 

自分が何を"すべき"かはわかるんだけど、

「自分がしたいこと」がわからないから

休むことができない。

むしろ、より疲れることをやってしまう。

 

「休むって何するの?」「頑張らないって何?」

って思ったら、赤信号です〜。

 

私の場合は、仕事で責任あるポジションの中で、結婚式と1.5次会の準備、妊娠・つわり・流産が起こった1年半、心のマヒ状態が続きました。

その間に心理状態が悪化し、身体にも不調が起こり、うつ病と診断されました。

 

大事なのは「やりたいことしかしないこと」

うつ病を経験することで、自分の疲れレベルを客観視できるようになり、対処する方法も増えました。また、夫婦の絆も強まりました。

これから生きていく上で、きっとまた強いストレスがかかる時が来ると思いますが、今回の気づきをもとにやっていこうと思います。

 

何がしたくないのかわからない状況は、心が疲れてる状態。

背負ってる責任はぜんぶほっぽりだして、しばらく自分を甘やかそう。

心が回復してきて、自分のやりたくないことがわかってきたら、

世間体は気にせず、それに従うべし。

 

これが私の行き着いたうつ病予防策です。

 

というわけで、新しい職場では

もったいないけど、経験職はやりたくないので

全く違う職種の仕事をします!

 

おわり